お知らせ

手術の自己負担金額について

こんな症状ありませんか? 
 立ち仕事や、お風呂に入っている時、おなか、特に下っ腹・足の付け根・太もも周囲にしこりが出来て違和感はないでしょうか。寝てから押すと引っ込んで治る、そこに痛みがありますか。ご家族にこのような症状で悩んでいらっしゃる方はいらっしゃいませんか。放っておくと、緊急手術が必要な危険な状態となることがあります。このような方は、鼠径ヘルニアの可能性があります。医療機関へ受診してください。

手術の自己負担金額は個人の年齢や収入によって変わります。70歳以上の方は、お住いの区役所や市役所などにお問い合わせください。社会保険の場合は、健保組合に連絡し、申請ください。組合によってはインターネットで申請出来る場合もあります。2週間程度かかるようです。国民健康保険の場合は市役所に申請、申請後その場で受け取れます。問い合わせについて、当院のようなオンライン資格、昨年から始まった制度ですが、これを有する医療機関は、患者さんが適応区分調査に同意をいただければ、その場ですぐにお知らせ出来ます。すでに制度の申請済みで、「限度額適用認定証」をお持ちの方は、医療機関の窓口にご提出ください。手術時に申請が間に合わなかった方でも、一度窓口にてお支払いしてもらい、2年以内であれば上限額を超えて支払った部分に関して国から補助されます。おおよそ3-4か月で振り込まれるので、ご活用ください。
出典は、厚生労働省です。詳しくは、厚生労働省HPにて資料が開示されていますので、ご参考下さい。https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/juuyou/kougakuiryou/index.html

 たとえば70歳未満の方だと、年収が370万円未満の場合、認定証の交付があれば、自己負担額は57,600円に抑えることが可能です。詳しい計算が必要ですが、年収370~770万円未満の方でも、85,000円まで抑えることが可能です。なお、認定証を窓口に事前に提出していただくことが出来なくても、上限を超えた部分は2年以内であれば支給申請は可能です。詳しくは、オンライン資格を有する医療機関、ご加入の医療保険、社保や国保などの保険機関にお問い合わせください。

お支払いについて 鼠径ヘルニアの日帰り腹腔鏡手術での窓口払いは、年齢や年収によって、高額療養費制度の認定を受けることが可能になることがあります。支払いそのものを減らすことが出来るかたがいらっしゃいます。遅れたとしても、上限の差額分を国から補助してもらえる。当院のように、オンライン資格を有する病院では、同意いただけたらすぐに調べることが出来ます。または、社保や国保などの保険機関に問い合わせてみてください。

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